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OVERNIGHT KISS 4 ※

恐ろしいほどに整い過ぎた顔が覆い被さってくる。深い口づけを交わしていると、不意にアスカの右手が下腹部へと伸びてきた。 布越しに張り詰めたそこをゆっくりと撫でながら、アスカは満足げに笑う。 「脱がせてあげようか」 「いいよ、自分で脱ぐ」 起き上がって全てを脱いでしまうと、アスカは仰向けになった俺の上に跨った。細くしなやかな身体は、品のいい猫のようだ。 アスカが俺のものに手を掛ける。ゆっくりと上下に動かされると、クラクラするほどの快感が脳を突き抜けていった。 アスカは屈み込んで桜色の唇を開き、ガチガチに硬くなった俺のものを咥えた。温かい口内に包み込まれて、ぬめる舌の繊細な動きに背筋が震える。 濡れたリップ音を立てながら、アスカは巧みに俺を追い詰めていく。 「アスカ……」 乱れる呼吸を抑えながら名前を呼ぶと、アスカは上目遣いにこちらを見つめながら、先端の窪みに舌を挿し入れた。 そこを吸い上げながら手で扱かれれば、ひとたまりもなかった。その口の中に、熱を吐き出してしまう。 何度も収縮を繰り返す俺の半身を、アスカは愛おしそうに咥えていた。収まったところでそっと口から抜いて、そのままこくりと喉を鳴らし、放たれた精を飲み込む。 荒い呼吸を整えながら、俺は呆然とアスカを見つめる。 「気持ちよかった?」 そう言って濡れた唇で妖艶に笑う。魅惑の瞳が更なる熱を求めて揺らいでいた。 起き上がって華奢な身体を押し倒す。貪るように口づけると、苦味が舌の上に拡がった。そんなことにさえ興奮してしまうほど、俺はこの状況に酔っていた。 口の中で舌を絡ませながらアスカの下肢を弄ると、そこは男を主張するかのようにはっきりと勃ち上がっていた。 握り込んで扱いていけば、喉奥から喘ぎ声が漏れる。それを唇で塞ぎ、唾液ごと舌で絡め取った。 「……ん、ん…っ、ふ……ッ」 蜜のような先走りが滴っては俺の手を濡らす。次第に滑りがよくなってくる。 硬く張り詰めたものが小刻みに震え出していた。絶頂が近い。 さっきからずっと口内を蹂躙していた舌を引き抜いて唇を離した途端、アスカは吐息混じりの喘ぎ声をあげながら腕を伸ばして必死にしがみついてきた。 「ああ、ぁ…イく……ッ」 迸る白濁を掌で受け止める。その濡れた熱が心地好かった。 アスカは腕の力を緩めて俺から身体を離した。 ベッドに身体を預けながら荒い呼吸を繰り返す姿は恐ろしく煽情的で、どうしようもないぐらい欲情してしまう。 身体が燃えるように熱い。さっき欲を吐いたばかりの俺のものは、既に勃ち上がっていた。

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