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魅惑なナースさん_2

 はじめて告白されたのは蒼真がまだ高校生の頃だった。その時は若気の至りだろうと断ったが、教師としてこの学校へと戻ってきてもその想いは消える事がなく、二度目の告白をされた。  そして、その想いを受け入れ、香椎は蒼真と恋人同士となったわけだ。  蒼真は自分のモノだ。誰にもやるつもりなどない。それは激しい独占欲であり、香椎なりに彼に対して持つ愛情でもあった。  二人きりの診察室。ナース姿の蒼真を香椎の膝の上に座らせる。 「さてと、診察の時間と行こうかね」  と、スカートを捲りあげれば、その手を撫でるように蒼真の手が重なる。 「んぁ、香椎さん、待って」 「『さん』じゃねぇ。昔のように『先生』って呼べ」  クスクスと笑いながら、蒼真が頬に唇を寄せる。 「はは、パンストまで履いているのかよ」  スカートをめくり上げれば白色のストッキングから透けて見える下着がいつもよりもいやらしく感じてしまう。 「男子がナース服を着るんですけど、面白がってストッキングまで履かせられてしまって」 「はぁ? 何、足まで触らせてんだよ」  ストッキングの上から手を滑らせて足を撫でていく。 「ん、嫌だって、言ったのですが」 「ま、いいや。いやらしいし。履かせた奴と触った奴は後で仕置きをするって事で」  両腕をつかみ首に腕を回させ唇を啄み、下着の上から蒼真のペニスを根元から先端まで揉み始める。 「ふぅ、んっ」  舌を絡ませあいながら善がり、蒼真の甘い息と声がまじりあう。 「あ、下着、濡れちゃう」  硬くなり熱くなり、質量の増したモノはそろそろ限界を迎えるだろう。 「濡らせよ」  と強く絞るように指を動かす。 「ん、ふっ」  詰まるような声と共に腰が浮き、触れているモノが小刻みに震えて熱いモノをはきだす。  唇を離せば、蒼真が大きく息を吐き、香椎へともたれかかる。 「は、お漏らしなんかして、はしたねぇなぁ」  握っていたものを離し、目を細めてその箇所を見れば、潤んだ目をして香椎を見る。

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