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第40話

酒が回りきった頭で紫都李は力なく抵抗する 紫都李「や、やめ…ろっ…」 青灑「あはははっ、何言ってんの?勃ってるくせにやめろって?」 青灑は馬鹿にしたように笑い紫都李を見下す 青灑「ほら、嫌なら抵抗しなよ?無理だろうけどね。力入らないんでしょ?」 青灑はそう言うとおもむろに紫都李のモノの根っこを掴む 紫都李「うぅっ…離せっ、やめろっ…クソッ…ブッ殺してやるっ…」 紫都李は涙目になりながら殺意の篭った目で青灑を睨んだ その時リビングの扉の方から音がする 〝ガタッ〟 皆がそちらの方に目をやるとそこには眠たそうに目をこする空が立っていた 空「…?ミンナなにしてル?」 空は周りを見渡した後4人をゆっくりと見ると急に真っ青な顔になる そして気まずそうに兎黒が口を開く 兎黒「あ〜…空クン…??」 すると空は大声で緑心の名前を叫び緑心の部屋へダッシュで向かう 空「りしぃぃ〜!!!!」 バタバタと騒がしく空が2階へ上がったのを確認すると再び兎黒が口を開く 兎黒「あちゃ〜…」 青灑「なんか、今ので酔い冷めたわ。」 兎黒と青灑が目を合わせその横で黄泉と紫都李が気を失っていた あまりの慌ただしさに緑心は何事かと飛び起き空が入ってきた扉の方を見る 緑心「???なに!?空!?夜中なんだけど!」 空「りしー!!とぐとしセ!ヨみとしず、たべられう!!」 緑心「ちょ、は?え?なに?どうしたの?落ち着いて、空…。」 あまりの空の血相具合に緑心は圧倒されてしまう 空「きて!りし!こっち!ヨみとしずアブナイ!」 空は緑心の手を強く引きリビングへ再び向かう 〜40話end〜

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