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王宮の内情

「帝今日の朝、亮様の実家に  行った所ご本人は居なかった  そうです」 「そうか・・」 亮様が居なくなって1日が経った。 帝は何があっても、全て完璧に こなしていたが今回ばかりはそう いかないらしい。食事の量も明らかに 減ってしまい、心から笑うことも なくなった。いかに、亮様の存在が 凄いか分かる。 「私達が必ず見つけだします。  帝はどうか、自分のするべき  事をして下さい」 少し驚いた表情をしていたが 感謝すると言って、着物を 着替えた。

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