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バッカじゃねーの!!

さらに抱き締める力が強くなり、項から肩にかけて熱い舌で舐められる。 「すげぇ興奮して、犯して殺して食べてやりたいって思った。」 …殺して、食べる 俺は小学校の頃にあった保健の授業を思い出す。 授業では、「フォーク」の人間が犯した犯罪について具体例をあげて説明されていた。 「ケーキ」である人間を殺害したり、誘拐するなどその内容は酷く生々しいものでよく覚えている。 「自分が、犯罪者(あいつら)と同じ事をするかもって思ったら怖い。…でも、興奮が収まんなかった。そんで…」 ……あーなったって事か 俺は胸の前で組まれた成一の手をそっと握った。 そして、 大きく頭を動かしガンっと成一の頭にづつきを食らわす。 「いっった」 「っっっ……バッカじゃねーの!!」 俺はそう怒鳴ると振り向き、そのままの勢いで成一を押し倒した。成一に跨がった状態で続ける。 「誰がお前何かに殺されるかってんだ!俺の気持ちと時間と経験を返せっっ!!」

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