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第9話『難しくない!』※
「ちょっ…ぁ、ンッ…!」
おいらのフェラでエロエロに乱れちゃったとけい君はビクビク体を跳ねさせ、おいらの頭に手を置く。抵抗のつもりなんだろうけど、力が入ってなく添えるだけっていう可愛い行動に張り切って舌を動かしてしまう。
ぷちゅくちゅやらしい音がひっきりなしに響いて、とけい君のチンコから止めどなくエロ汁が溢れる。
「ノ…キャ、ぁあ…だめっ、イく…んぅぅ…」
いつもは呼びもしないおいらのことを呼ばれ嬉しさに尿道を抉ってあげるとクパクパ動いて、イきそうになるとけい君。けど簡単にはイかせない。もっともっととけい君の泣き顔を堪能してから…
「ほへいくん、いひたひ?」
おいらの質問に必死に首を振るとけい君。イかないように根本を握りジュルッと吸ってあげた。
「ひゃあああ!イっ、く、ぅ…キ、たぃぃ…ー!」
ジュルジュルジュプジュプ
イキたいのにイケないとけい君はおいらの頭を震える手でくしゃくしゃにかき混ぜた。
「次はおいらのもぐもぐするばーー…あ、夢…あっ」
積極的な相手を残念に思い珍しくガックリ肩を落とした。が、ベットにはもう一人、夢で淫らに震えていた可愛い人、椋鳥が眠っていた。
「ありゃりゃ?」
思い返すとモデル撮影を終えた椋鳥を家まで送るとバイクに乗せ、無理矢理自分の家にまた連れてきたのだ。その後はよく覚えていないが、ベッドで眠ったらしい。
「おいらの、もぐもぐする番でしょー?」
寝ぼけた頭で夢の続きをしよう、眠っている椋鳥の唇に指で触れなぞった。
ふぁ、と椋鳥の口から吐息が漏れる。
「かぁーい」
「……ぅ、む」
吸い寄せられる様に自らの唇を椋鳥のものに付け、下唇を柔らかく食みながら離れる。紅く濡れ艶めくそこを指でなぞり、歯の間に差し込み口を開かせた。
「おいらの、ちゃぁんと味わうんだよ?」
スウェットから自分のモノを取り出し、椋鳥に跨がると閉じない様下顎を指で抑え口内にモノを一気に押し入れた。
「ふぐぅっ!?ぅむうう!!」
「あ。とけい君やっと起きたぁ。おいらの、噛んだらノンノーだよぉ?」
状況が分からず暴れる椋鳥に構わず腰を前後し、ジュプジュプと口内を堪能する。
息苦しさに涙を流し喉奥にまで達する塊にえずくがそれさえも遮られ、ギュッと眉を寄せ瞳を潤ませノキャを見る。
「指外すけど、噛んだらとけい君の歯、抜いちゃうかもっち、がんばってね」
恐ろしいことを述べるノキャに瞳を見開く。反動でポロッと滴が流れた。すると「ジョーンズだよぉ~。冗談、恐かったぁ?」と愉しげに付け足し、椋鳥の唾液に光る指で涙を拭ってやった。
「ぅぐっ、おごっ…はっ!」
酸欠もあってか大人しくなった椋鳥に物足りなさを感じ、自分のモノを抜き取る。グポッと卑猥な音と共に抜き出されたモノ。紅く艶めく唇と唾液に濡れそぼるノキャのモノが銀糸で繋がった。
「とけい君は、上と下どっちがいい?」
良いように口を使われ、怒りたいが痺れる唇は上手く働いてくれず浅い呼吸を繰り返しながら「うえ?」と告げるのがやっと。
何が起きるか知らないが、先ほどと同じでは逃げることも出来ないと働かない脳が警告する。
「ハイ・ハイですって!」
「へ?……ぅわっ!?」
体を持ち上げられグルリと回転させられたかと思えば、目の前には先ほどまで口に無理矢理入れられた立ち上がった相手のモノ。
四つん這いのため両手で踏ん張っていないと熱のあるそれに触れてしまう。
当のノキャはいつの間にか椋鳥のズボンと下着を脱がせ「ちょーゼッケー」叫んでいた。
「っ!バッ、ふぁああ!」
振り返るとぬるりと温かいものに包まれビクンッと体が反り返る。ちろちろ先端を嘗められ指と唇で竿をしごかれると腕の力が抜けてしまう。
「ひゃっ!ゃめっ、はぁあっ!」
いくら首を振ってもノキャからの刺激は止まず、遂にべしゃりと上半身が落ちてしまう。
頬に相手の熱いモノが触れるも気にする暇はなく、嫌々とそこに頭を押し付けた。
「ゃっ!そえ、やらぁ!」
閉じない口から溢れる唾液と涙でノキャの下半身を濡らし、先走りに妖しく艶めくモノは潤む瞳にも移り、目を離せなくなった。
「おいらのチンコ、嘗めて好きにしていんだよ?」
こんな感じでね…口をジュブジュプ動かしジュルルと吸って手本を見せるとビクンッと体が跳ね、椋鳥は自らの震える舌でちろっと嘗めた。
「ウハッ!そんなんじゃおいらのはイかないよー。とけい君も、こっちんとこ弄んないと足りないでしょ?」
グショグショに濡れた指を一本、椋鳥の後ろの孔に近づけカリカリ爪で擽りシワをなぞる。
「ぁっ、あっ!やっ!」
くぽっ、ヌププ、第一関節まで浅く入れ、抜き、入れを繰り返し椋鳥を丁寧に拡げていく。乱れていく様を堪能するための行為ででもあるので意地悪に執拗に続いていく。
始まったばかりの絶望と、これからの期待に体はヒクリと揺れた。
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