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第28話
陽『ナナ君気付いてないよね?』
七瀬『ナナ君‥…?何に??』
風月『まず、ぶりっ子モードやめろ。』
その言葉に他の二人は頷いた。
七瀬が一気に冷たくなる。
七瀬『好きでやってるのでは
ありません。』
三雲『じゃあ、
その笑い方も気づいてるの?』
七瀬『笑い方‥…?』
陽『ナナ君のは完璧な営業スマイル。
どれだけひどい教育受けてきたら、
ご機嫌取りのスマイルがつくれるのかねぇ。』
ッ!
七瀬『違います、これは元からです。』
和哉さんは尊敬できる人なの!
僕を救ってくれた人を悪く言わないで‥…
陽『ほぅほぅ、訳あり子か‥
…ごめんね??』
悪い人たちではないんだろうな‥…
むしろいい人達。
七瀬『いえ‥…すみません‥…。』
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