39 / 124

第35話

七瀬『びくびく怯えて生きてる? 僕が?ふふっ…笑わせないで下さいよぉ。』 やばい…寝てないから具合が悪い。 そんな僕に気づいたのか、次々に反応していく。 夏波『穂波君、少し顔色悪くない?』 三雲『たしかに!』 風月『だいじょぶ?』 陽『保健室いくか。』 みんな真剣な顔で。 七瀬『えっ?!だいじょぶだよぉ?』 紅華『大丈夫そうにはみえねーな。』 まさかの会長まで… 夏波『僕と行きましょう。』  名乗り出た夏波さんが僕の手を引く。 陽『あとでねぇー!!』 七瀬『うんっ!』 手を振っている3人に、返事をしてその場を離れた。

ともだちにシェアしよう!