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第72話
三雲side
俺はこう見えて好きな奴がいる。
そいつの名は書記の羽島 新武。
金髪で背も高くて、格好いい関西人。
でも、ヤリチンで男をとっかえひっかえ…
だから、俺は悲しかった。
そんなことをやってても、やることはやる奴で
今回の件でも、友達思いすぎて
周りが見えてなくて
ナナ君を襲って怖がらせたのは酷いけど、途中でやめたし謝ってもいた。
だからってそれが許される行為でないのは分かっている。
でも、ナナ君が信じてやれって俺に言ってくれて
あんな事された後でも新武は悪くないと庇っていた。
新武は俺の事を見てくれるかな?
そんなことを考えていると新武に着いてきてと言われた。
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