ドアが開いて僕の横をチワワがダッシュして帰っていった。 僕がいたことにも気づかなかったんだろう。 てか、あれ…チワワが出てきた？ …ということは… …ぁ、やば…　『なにしてるんだ？』　い… 会長が出てきました。 聞いてたの知ったら呆られるかな… 紅華『まぁ、誰かいるのは知ってたしおおよそ予想はついてたからそんな顔するな。』 優しい声音で励まされる。 七瀬『すみません…』 紅華『また敬語…あ、いいこと思いついた。 なぁ、試しに屋上で踊ってみないか？』 何それやりたい！ 調度、僕も試してみたかったんだ。 七瀬『はi…ぁ…うん！！』 踊ってみることになりました。 予行練習ってやつ？