73 / 99

第73話 ダメッテ

埜 俺の指で中が今まで見たことない姿で乱れ始めている。 ……中のイイとこは……ここかぁ…… 内側の壁の一部を指で擦ってやると、中がどうしようもないくらいに身体をヒクつかせて、その刺激に耐えていた。 身をよじり、背中が撓らせている姿に煽られる。 ローションをたっぷりつけたおかげで、指を増やしても痛くはないようだった。 くちゅくちゅと水音がするたびに、早く挿れたいと思ってしまう。 ……もう少しほぐしてやらないとだな。 中に痛い思いはさせたくないと思いつつも、自分のチンコは再び硬くガチガチになっていた。 「埜!そこだめ……ッ!あ」 「だめって言っときながら、気持ちよさそうじゃん?ほら……」 「あ!あ!……ッ!」 可愛いく腰が揺れ中のチンコも腹に付くほどに勃っていた。 顔が見れないのが残念だけど、十分反応して感じていることに満足する。 可愛くて仕方がなくて中のイイとこを押してやると限界に達したのか、中自身から精液が飛んだ。 「はは、中……感度いいのな。エロい尻だな」 「はぁ……はぁ……な、埜の……埜の馬鹿……野郎ーーーー!」 掠れた声で中が弱々しく叫んだ。 あー……中が枕に顔を押し付けていてくれてよかった。 今の俺……絶対ヤバい顔になっているはずだ。 中のこと好きすぎて、可愛くて……だらしないにやけた顔をしているだろう。 指3本を引き抜いて、自分のモノをそこの入口に軽く押し当てた。 「ゆっくりいくから」 ……って言っときながら我慢できるか俺。 十分ほぐされたそこは、俺の陰茎を咥え込み飲み込んでいき、熱い内壁が絡みついて来るように包み込みまとわりつく。 ……は、ヤッベェ……何だこれ気持ちいい…… 一度引き抜き再び押し込むと、中の身体が跳ねる。 ガッツきたい欲望と理性が激突していて、身体がザワついてしまう。

ともだちにシェアしよう!