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最終話2/2
「俺の息子を孕ませる前にテメェのドタマに穴開くぞ、ツァイ」
ツァイの後頭部にひんやり冷たい銃口がガッツン押しつけられるのと同時に背後から届いた声。
「わーお♪ 龍彦殿、すこぶる通常運転♪ でも前回より過激♪」
「っ……っ、バカかっ、オヤジっ、おいっ、また何やってッ」
「何って、ホラ吹きクソ居候のドタマぶち抜く準備やってんだ、この淫乱不良息子が」
「いんら……っ……!?」
我が子・生竜と生えっち中の淫魔・ツァイの後頭部に銃口をちょくで押しつけた気短刑事・龍彦。
肩に引っ掛けていたスーツは投げ捨て、腕捲りワイシャツにゆるゆるネクタイ、取締対象にも負けず劣らずな強面でブショーヒゲが様になっている不良オヤジは。
銃口でツァイのピンク頭をゴリゴリ、ゴリゴリ。
「ふぇぇん、痛いよ、龍彦殿ぉ」
「ふぇぇん、じゃねぇ、猫かぶり淫魔が、今すぐこの家出ていきゃあ命は見逃してやる」
「……オヤジぃ、ツァイぃ……」
銃を突きつけられて平然としているツァイ越しに、締まりのないふにゃふにゃしたツラでいる生竜に、龍彦は舌打ちをかました。
「テメェも何感じてやがる、クソ息子」
オヤジ……銃構えてるオヤジ……前にも見たけど……すんげぇかっけぇ……。
「龍彦殿ってば、ピストル持てば威厳保たれてるみたいだけど、俺の下では可愛くアンアンしてたよね、俺に処女奪われておきながら、よくそんなかっこつけられるよね♪」
「あれぁ気色悪ぃ媚薬飲まされたせいだ、卑怯な手口はテメェに似合いのクソ作法だな、ツァイ」
「潮噴いといてよく言う」
「そんなにドタマぶち貫かれてぇか」
淫魔ペニスを我が身にぱっくり咥え込んで、凄む不良オヤジにキュンキュンしつつも、一番理性を保っている生竜は声を振り絞った。
「やめろよぉ、オヤジもツァイも……ケンカすんなよぉ……また、三人で……今まで通り暮らせばいーだろ……?」
龍彦とツァイは健気な生竜を揃って見やった。
「どっちか選べ、不良息子」
「俺と龍彦殿、どっちをとる、キル君」
真剣な二人に迫られた生竜は……ぼろりと涙した。
「そんなん……決められっかよッ、俺ぇ……どっちのことも……大切だもん……」
「ッ、ッ、ッ、あーーーーーー……ッッ、やめっ、ぅゃぁんっ、奥、いっぱいきすぎっ……っ……っ!」
生竜はぼろぼろ涙しながら痛いくらい仰け反った。
「ん……キル君……俺のあかちゃんの素、たっぷりあげるから……受精してね……?」
ツァイは上唇を舐め上げて淫らに笑う。
「中出しされて射精しやがって、甲斐性ナシのクソ不良息子が、家族の有難味なんざ知らねぇってか」
龍彦は我が子が種付けされるのを殺気立つ眼差しで眺めていた。
時刻は九時過ぎ。
ソファに窮屈そうに居座ったままの三人。
「おら、こっち来い」
ツァイに中出しされて達したばかり、絶頂の余韻が後を引いてまだ呼吸が落ち着いていない生竜を龍彦は力任せに引き寄せた。
「ちょ……っちょ、待っ、オヤジぃ、おれぇ、まだ、いったばっかで、っ、ふぁぅっ、ぁっ、あ~~~~……っっっ……っ……!!」
ソファの上で四つん這いにし、ものものしげに鬼反りした極太ペニスを突き立てる。
ツァイの欠片で奥までじゅくじゅくとぬかるむ前穴へ。
「はひ……っはひ……っはひ……ぃ」
エプロンは蔑ろにされ、シャツを纏ったままの生竜の尻を容赦なく鷲掴みにし、初っ端から激短ストロークでパンパンパンパン打ち鳴らす。
「はひぃ……っっっ……っっっ……っっっ……!!」
「クソ淫魔の精子なんざなぁ……ッ俺の精子で食い殺して根絶やしにしてやるッ」
「ふああああんっっ……おやじぃ~~っ……おやじぃ~~っ……!」
馬の手綱をとるように不良息子の両腕を引っ張り上げた不良オヤジ。
まだ僅かに丸みを残す双丘に向けて熟練の腰遣いが炸裂した。
まるでツァイの欠片を掻き出すようにズル剥けカリ高巨根が荒々しく出入りする。
「テメェがどっちか選ぶまで終わんねぇぞ、生竜ッ」
「うひぃんっ……孕んじゃっ……オヤジのあかひゃんっ……おなかにできひゃっ……」
「……いいじゃねぇか、何てったってテメェは俺のエロ嫁息子だかんな」
「ひぃぃぃぃんっっ……あぅぅっ……あぅーーーーー……っっ」
移行した体位。
お股全開にされた背面座位で真下からズンズン貫かれ、汁だく童貞キュンをぷるんぷるんさせて生竜がブルブルゾクゾク感じまくっていたら。
「キル君、もっとよくしてあげる」
大人しく「待て」ができなかったツァイが這い寄ってきたかと思えば、ぱっくん、童貞キュンがいきなり頬張られた。
「んひっっっっっっ」
頬張られた瞬間、生竜は射精した。
思春期汁を全て受け止めた淫魔の唇。
吐精が途切れても尚、強請るように淫らな舌が尿道口へ熱心に纏わりついて、おかわりを求めてきた。
「キル君、もっと」
「んやあぁぁあん……っ……っ……ツァイ~~っ……ちんぽ舐めスギぃっ、ベロで先っぽ擦んなぁ~~……っ」
「……テメェ、今誰のちんぽ咥え込んでんだ、生竜」
ビリビリビリビリィッッ
「ひぃっっっ!?」
背後から唐突に制服シャツを引き千切られ、ボタンが弾け飛んで、ブルブルゾクゾクしていた生竜は三白眼を見開かせた。
無骨な両手に敏感ちっぱいを鷲掴みにされた。
これみよがしに乱暴に揉みしだかれた。
「やっ、やらぁっ、おやじぃっ、痛ぇっ、痛ぃよぉっ」
「うそつけ、乳首こんなビンビン硬くさせやがって、●●●だって締まったぞ、おら、今誰のちんぽに突かれてんだ、テメェは、緩い頭でわかんねぇか、今誰にハメられてんのか、生の現場が理解できねぇか、おい」
「おっっやっっじっっ……おやじのちんぽにっ……おれの●●●ぉ……っかきまわされてりゅ……っずぼずぼされてりゅぅーーー……っ」
「龍彦殿、相変わらず、どえろ暴君♪」
「うるせぇ黙れ口縫うぞコラ、親子水入らずのところに割り込んでくんじゃねぇ、たたっころすぞ」
「また女の子みたいにアンアン潮噴きさせてあげよーか?」
「やめっっ……けんかすんなぁ~~っっ……あっ、あんっ、いきゅっ、いきゅーーーー……っっ……!!」
「しぬしぬっ、しんじゃぅっ、これしんじゃぅぅ~~~……っっ……!!!!」
生竜は涙ながらに絶叫した。
ソファに座った龍彦と継続中の背面座位、しかし結合部がずれている、不良オヤジの鬼反りペニスを根元まで呑み込むのは後穴の方で。
二人分の欠片で洪水状態の前穴にはツァイの淫魔ペニスが卑猥にめり込んでいた。
経験数の少ない二穴同時ガチハメ掘り。
しかも真後ろに位置する龍彦に敏感ちっぱいをもみくちゃに揉まれ、コリコリ乳首を弄繰り回され、耳たぶまでじゅるじゅる吸われて。
膨れ勃ったクリトリスはツァイの指の先で優しく丁寧に刺激されて。
奥の奥まで遠慮なく突いてくる二つのペニス。
どちらの穴も白濁泡にだらしなく濡れそぼって、股間全体精液塗れ、途切れない絶頂に何度も意識が飛びそうになった。
「キル君……俺とのあかちゃん、ほしいよね? 俺の精子、受け止めてくれるよね?」
頬を紅潮させたイケメン淫魔に優しく囁かれて、キスされて、何度も蘇生されて。
「おい、エロ嫁息子が……へばってんじゃねぇぞコラ……あのな……畜生ッ、クソッタレがッ……、………………愛してんだからな、生竜……」
不良オヤジによる聞き慣れない告白をブチかまされて、心身ともに滾るに滾って。
「は……っ孕みゅっ……ふたりのあかひゃん、孕みゅっっ……どっちも受精すりゅーーーーーっっ……!!!!」
前穴も後穴も白濁泡でブクブクになるまで愛されまくって、かわりばんこにずんずんごりごりハメられて、夜通しエンドレスで種付けされて、正に枯れるまで愛し合って、そして。
「ままっ、ままっ、ままーーーーっ」
「おかえんなさい、おみやげ、くれ」
高校の修学旅行から帰ってきた生竜は玄関でしゃがむなり思いっきり両手を広げた。
ぱたぱたやってきた双子をぎゅーーーーーっと抱き止める。
「ただいま、元気にしてたか?」
「「うん」」
ピンク髪と、黒髪の、男の子。
二人ともお揃いの三白眼だ。
「おかえり、キル君! 俺ね、飢え死にしそうだった!」
双子に遅れて出迎えにやってきたツァイ、抱きしめられている我が子らごと生竜を全力でハグした。
「……あのなぁ、こいつらにはちゃんと飯食わせてただろうな、ツァイ?」
「それはもちろん! すーはーすーはー!」
「嗅ぐなよ」
「玄関でうるせぇぞタコ、近所迷惑だろうが」
「あれ、オヤジ? とうとう度重なる不祥事で警察クビになったか?」
「今日ぁ非番だ、俺ぁ不祥事なんざ明るみに出さねぇぞ、んなヘマ誰がするか」
「今日お休みもらうために、龍彦殿、ここんとこそれはもうお勤めご苦労様状態だったんだよ、キル君?」
「うるせぇボケカスッッ余計なこと言うヒマあんならオムツ替えやがれッッ一回くらいマトモに風呂入れろッッ」
前にもまして騒々しくなった志豊家に、淫魔が?匹、なのだった。
おしまい
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