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第24話
「ヤッちゃおっか!!」
その言葉を放った彼らは真木を蓮条の傍から離した
相手は真木よりも体がデカくしかも4人もいて
圧倒的に不利な状況だ
「遠矢!!」
「よく見てろ、お前のお友達が俺等に犯されるのを」
「!!」
3年の一人が蓮条の髪を鷲掴みにし真木の方へ顔を向けさせる
「や、止め…」
一人が真木に触れようとしたその時
その男の腹に真木の膝がめり込みその衝撃で彼は倒れ込んだ
「てめぇ!!」
「………っ!!」
まさかの真木の反撃に一瞬面を食らった様子だったが
すぐに目つきが変わり襲いかかってきた
男の一人が拳を真木の顔面目掛けて繰り出してきたが
それをすんでのところで交わしカウンターで相手の顔面に拳をお見舞いしてやると一発で倒れた
「なんだ、思ってたより大したことねぇな
おい、さっきの威勢は何処行ったよ?」
そう倒れた男を見下ろし嘲笑った
「おい、これ以上やるってんなら
こいつが痛い目見るぞ!!」
すると二人を倒した真木にマズいと思った一人が蓮条を盾に取り真木を脅す
「蓮条!!」
流石にこれには真木も体が動かなかった
大切な友人をこれ以上傷付ける訳にはいかない
どうする………
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