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兄弟どっちも興奮擦り合い!?パジャマHで兄弟つゆだく!-2
智章から背中抱きされた星哉は兄の両腕の中で涙ながらに何度も身を捩らせていた。
そりゃーそーだろう。
ローターをアソコに捻じ込まれて、ONにされたら、堪ったもんじゃない。
「ト、トモぉ……これむりぃ……」
ベッド上、ズボンとぱんつをずり下ろされてお膝に抱っこされた星哉は嫌々と首を左右に振った。
渋々舐めさせられたローターは唾液の滑りを纏って、ずぼっと、ぬぽぬぽっと、奥までまるっと入り込んでしまった。
一番弱い振動ながらもその威力は半端ない。
前立腺にぶるぶる伝わるモロ刺激。
勝手にペニスがぴくぴく勃つ。
あっという間にカウパーで先っちょがぬるぬるになってしまう。
「むり、とか言いながらカウパーすごいんだけど」
「ふぇぇ」
「誰にチョコもらったか言うならローター抜いてあげる」
「……も、やだ……トモのばかぁ……」
「やっぱ本命なんだ」
「……ぅぅ……」
「誰? ガッコのコ? まさかこの辺住んでる誰か?」
智章に問われてもなかなか口を割らない星哉。
こうも意固地になるのは珍しい。
星哉、まさか、そのコと付き合うことにしたとか?
それで、俺に言えなくて、こんな意地張ってる?
……イラァ……
「!!!!!」
ヴーーーーーーーー!!
振動が強まった。
まるでお尻の奥でめちゃくちゃ暴れているような。
ペニスの裏側を激しく激しく擦られているような。
「んーーーーーっ!」
堪えられずに声を上げるだろうと先読みし、智章はすでに星哉の口を塞いでいた。
兄の掌に弟の捩れた悲鳴が吸い取られていく。
「これ、中、中くらいのバイブ」
「ッ……むぐ……っ」
「言わないと強にしよっかなー」
「……んむぅぅ……ぅ」
コントローラーから伸びたコードの先は……星哉のアナルに呑まれていた。
その奥で無情にも振動を続ける無機物。
内股となってぶるぶるぞくぞくしていた弟は、コクン、小さく頷いた。
「言う? 俺にちゃんと言う?」
またコクンと頷く星哉。
すると智章は振動を最弱に戻して、まだローターを抜きはせずに、震える唇から掌を退かしてやった。
「ぷは……っ」
「誰? なー誰?」
「……クラスの……コ……」
「クラスメート? 二人でどっか遊び行ったの?」
「あ、遊んでない……いきなり……近くまで来たからって、呼び出されて……それで……第二公園で……」
「へー。そこでチョコもらったんだー」
「……うん……」
「付き合うんだー」
「……」
「てか誰。クラスのコって。俺、知ってるコ?」
「……白倉さん……」
「白倉……? 白倉って……あの白倉? しぃたんって呼ばれてるコ?」
「……」
「かわいーコじゃん」
「…………」
「じゃー付き合うよなーあんなかわいかったら誰だって付き合うよなーうん」
「……つ、付き合う? ほんと?」
「……は? ほんとって……お前がその白倉って女と付き合うんだろ?」
「……白倉さんにチョコもらったら……トモ、付き合う?」
『これ、トモ先輩に渡してもらっていーかな?』
「………………」
「トモ兄、つ、付き合うんだ……だよね、かわいーもんね……性格もいーよ? みんなに好かれてるもん……お、おめでと……トモ兄……よかったね」
やだやだやだやだ。
おれ、なんでこんなウソつくの、ヘタなんだろ。
白倉さん、ごめんね。
トモ兄、ごめんね。
おれ、チョコ、捨てちゃった……。
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