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「着てあげました」
茶髪で、色白で、バイな、イケメンバイト君の嘉月。
きらきら光沢を帯びたエナメルっぽい、全身を覆うぴたぴた黒ボンデージスーツが、に、似合う、すンごく似合ってる!
頭には制帽、指先が出るタイプの革手袋、腰には太めのベルト、女王様には欠かせないピンヒール。
オマケについていたチープな手錠を人差し指に引っ掛けてくるくる回しながら、嘉月、ネクタイもそのままに絶景の余り腰を抜かしていた俺を見下ろしてきた。
「眞部さんってドM?」
今、猛烈に嘉月の犬になりたい、と思うくらいにはMみたいです。
「商品名、セクシーボンデージ風女看守さん、でしたっけ」
「そ、そのようでございます」
「せっかくだから遊んでみます?」
「えっ?」
嘉月は手にしていた手錠に浅く噛みついて……なんですか、このコっ……ぺろっと舐め上げて……どうしよう、股間膨らんじゃうっ……板についたエロゲスな笑みを浮かべた。
「囚人ごっこ、しよーか、眞部」
エ、エロゲスなごっこ遊びキターーーーー!
「眞部は捕まってもわいせつ罪を繰り返す、つまりゲス囚人」
「わ・わ・わ・わッ!いだぃッ!」
「女よりコリコリさせて。やらしーゲス犬囚人」
「ちょちょちょッ!!ほんと痛いって!!嘉月ッッ!!」
手錠でベッドに拘束された俺にピンヒールを履いたまんま乗っかった嘉月。
その両手の指先はワイシャツ越しに俺のか弱い乳首をぎゅぅぎゅぅ摘まみ上げ、クリクリ、クリクリ、さっきから指と指でしごきっぱなしだった。
「いつも俺の乳首好き勝手いじってるくせに」
それは嘉月が俺に強請るからじゃん!?
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