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第2話 夏休み 2日目 Side心翔
「いつまで寝てんだ!!!起きろっ!!!!!」
誰だよ叫んでるの?
でも聞き覚えのある声だよな・・・・・。
「先生!!!!!」
優ちゃんがビックリした声を出している。
まだ俺は寝ぼけていて頭が働かないでいた。
「何?先生・・・・?」
俺は優ちゃんを抱きしめている腕を緩めると目を擦りながらドアの方を見て固まってしまった。
嘘だろ?
どうして穂波先生がいんだよ。
聖兄さんと一緒に来たのかマジでビックリした。
この時は本当にビックリしたんだよな。
聖兄さんになら色々見られても俺達が付き合ってるの知ってるから良いけど流石に穂波先生にはバレたくないな。
なんて思ってたら母さんが穂波先生にバラしてた。
流石母さん天然すぎる。
冬空と宇佐先輩も無事に出来たみたいで良かった。
でも宇佐先輩の歩き方を見てると初めて俺達がヤッた時の事を思い出した。
そしてビックリしたのが聖兄さんと穂波先生がキスをしていた事でそれ以上しようとしてるのを見ると目のやり場に困った。
それに聖兄さんと宇佐先輩が知り合いみたいだったのにも驚いていた。
2人の間の雰囲気がなんとも言えなかったのは俺の考えすぎなのかな?
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