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第8話 動物園 side心輝

「直、俺といて楽しい?」 「うん。僕は心輝と一緒に居れて楽しいし幸せだよ」 俺を見上げてニッコリと笑う直。 楽しいかって聞いただけなのに幸せって凄く嬉しそうに笑うしもう我慢してたけど理性が抑えれないわ。 俺は直に舌を絡めてキスをするとまだ慣れていない直がそれに応えるかのようにぎこちなく舌を絡めてくる。 直の一生懸命な所とか凄く可愛くてずっと一緒に居たくなる。 俺はアザに当たらないように直の服の中に手を入れると胸の尖ったそれにそっと触れた。 「ふぅっ・・・・・」 直の身体がビクッと反応して声が出そうになるが俺の口に塞がれていて息だけが口の端から漏れてきた。 直とはこれで2度目になるが少し触れただけで感じる直は感度がいいんだと思うだからあまり無茶な愛撫はしないでいるが時折見せる表情に我を忘れてしまいそうになる。 「直、ここもう硬くなってるよ。気持ち良い?」 耳元で囁くと耳はくすぐったいのか笑い声が聞こえてくる。 「クスクス。ヤダよくすぐったいから耳はダメ」 「そうだったか?この前は感じてたように思うんだけど?」 直は俺の腕をギュッと握り締めて顔を真っ赤にした。 「あの時は、夢中でよく覚えてないよ」 「なら、思い出させてやるよ」 「やぁ・・・心輝」 俺は直の耳たぶを甘噛みしながら舐めてやると身体をビクッとさせた。 「ほら、感じるだろう?」 「あっ・・・ダメッ・・・・・うぅっ・・・」 耳からゆっくりと首筋に舌を這わせる。 直の手に力が入るのが分かった。 声を出すのを躊躇っているんだよな・・・・・。

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