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第9話 動物園 side心輝
「直、声出すの恥ずかしいの?」
知っていてわざと聞いてみると直は耳まで真っ赤にしてコクコクと頷いた。
「直の可愛い声が聞きたいけどな」
「恥ずかしいから・・・女の子みたいに・・・・・僕は男なんだよ」
女の子みたいなのが恥ずかしかったのか?
俺はゆづ君や心翔に声が聞こえるのが恥ずかしいのかと思っていた。
「直の声が好きだよ。聞かせて欲しい」
頬に軽くキスをすると直は小さく頷いた。
「でも・・・恥ずかしいの心輝。あっ・・・やぁ・・・・あああっ・・・」
俺はズボンと下着を脱がすと硬くなり始めている直自身を口に含む頭を動かし直自身の先に舌を這わせた。
先からは蜜が溢れ出してきて直自身も硬さを増している。
「ううん・・・・・らめっ・・・・ああ・・心輝・・・・・」
抑え気味な声がまた堪らなく俺を煽る。
俺も今までこんなにも純粋な人間と身体を合わせた事が無いからなのか抑える事を忘れて夢中になってしまう。
「し・・・き・・へん。ううん・・・あああああ!!!!!!」
直自身が膨張したかと思った瞬間に俺の喉の奥で白濁した欲が勢いよく吐き出された。
直の身体はビクビクッと痙攣をしている。
「ぼ・・・僕・・・ご・・・めんな・・・さい。ヒクッ」
こんな事で泣き出す直が可愛すぎる。
俺は包み込むように直を抱きしめると優しく頭を撫でた。
「大丈夫だから直」
「でも・・・」
「まだ言うのか?直の美味しかったからご馳走様」
「へっ?」
ビックリしたのか涙が止まりまた耳まで真っ赤にする直。
こんなにも表情豊かで可愛く甘えてくる直が愛おしい。
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