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第3話 早めのクリスマス
三好さんに連れられて心翔と心輝が僕達の居る部屋に入って来た。
心翔の衣装は薄いブルーのショールカーディガンに白の長袖シャツ下は白のデニム。
心輝の衣装は薄いブルーのニットソーアンサンブルに白のストレッチデニム。
2人が着ている薄いブルーはブルースターをイメージしたカラーらしいです。
薄いブルーといっても水色に近い。
2人共に身長が高いから衣装が映えて見える。
やっぱり身長があるとカッコいいよな・・・・・・・。
僕も一応は男だから心翔や心輝みたいに身長が高かったらカッコよくなるかな?
とか考えたりするんだよね。
「心翔君と心輝君どう?女の子に見える?」
僕も直も2人に見とれていて自分達が女の子の姿をしている事を忘れていた。
「桃さん。優ちゃんのメイクは前より大人な感じにしてるんですか?」
「分かる?そうなのよ。直君のが可愛くなるのは間違いなしじゃない?だから優月は少しだけ大人っぽいメイクにしたのよ」
なんか心翔に気づいてもらえて嬉しいのか桃お姉様は今までに無いくらい笑顔だった。
「心輝・・・・・。僕・・・うわっ・・・・・・」
心輝は直を思いっきり抱きしめていた。
「分かるけど撮影の時に思いっきり抱きついつ頂戴ね」
桃お姉様は心輝の襟首をグッと掴んで直から引き離した。
引き離すって桃お姉様はどの位腕の力が強いのでしょうか?
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