「待って心翔！」 僕は心翔の手を思わず掴み引き止めてしまった。 心翔は僕を見下ろしながら僕が心翔を掴む手を握り掴むと引っ張り立たせて腕の中に引き寄せた。 「一緒に入る？」 耳元で甘く囁かれると体の力が抜けてしまい１人で立っていられなくて僕は心翔に支えられていた。 「はい・・・る」 「うん。一緒に入ろう優ちゃん」 恥ずかしい事を言っているのは分かってるけれど心翔に触れられて耳元で甘く囁かれると素直に思ってる事を言ってしまう。 まるで媚薬を飲まされているみたいだった。 体が熱くなる。 心翔に連れられてバスルームへ行くと着ている服をゆっくりと脱がされ自分で脱ぐとも言えなくてされるままだった。 「大人しくしてるね優ちゃん」 いつもは恥ずかしいから自分ですると言うけれど今日は心翔に逆らえない。 本当に媚薬でも飲まされているのかと思うくらいに触れられる箇所が熱を持ち敏感になっている。 もっと触れて欲しくて自分から心翔に抱きついて貪りつく様に舌を絡めて激しくキスをした。