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第1話 監禁 Side久登
初詣に行こうと僕から正臣を誘ってみたんだ。
付き合って初めてのお正月。
誘う時なんてドキドキして僕の心臓が持つか心配だったがなんとか誘う事に成功して心臓も一応持ちました。
初詣に行く神社はこの辺りでは有名な神社だった。
凄く嬉しい。
好きな相手と新しい年を迎えて一緒に過ごせるなんて夢を見ている様だった。
正臣と付き合ってるのが夢じゃ無いかと思う時もある。
僕の不安をすぐに察知して正臣は手を握りしめてくれたり抱きしめてくれる。
今日は外に人がたくさんいるから手を握りしめてくれたりとかは無いかもしれない。
それでも僕は正臣のそばに居れるだけで幸せな気持ちになる。
そんな僕の目の前に現れた人物。
僕の不安は最大値になり今にも泣いてしまいそうだった。
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