久登自身の先からはまた蜜が溢れてきていて蜜を指に絡めて先だけを集中的に扱いてやると身体を仰け反らせて俺自身を締めてくる。 「ううん・・・・まさ・・・正臣・・・・・イイ？きもち・・イイ？」 「はぁはぁ・・ああ・・イイよ久登」 久登は嬉しそうに笑った。 俺は腕を伸ばして久登を自分の胸に抱き寄せた。 ずっとこうして繋がっていたい久登が俺に溺れれば良いのにと前は思っていた。 けれどそれは俺が久登に溺れてしまって久登が居ないこの先の未来なんて考えられなくなっていると気付かされた。 「久登、ずっと側に居ろ。この先、お前がいない未来なんて考えられないからずっと一緒にいてくれるか？」 久登は腰の動きを止めて俺の胸に額を押し当てる様に頷いた。 「正臣、なんかプロポーズされた気分だよ」 「プロポーズみたいなもんだよ。俺はお前が居ないとダメだと思い知らされたからだ」 「嬉しいよ正臣。僕もずっと正臣の側から離れないよ」 久登は泣いているのか胸に少しだけ水滴を感じた俺は、久登の頭を撫でるとそのまま軽く抱きしめた。 色々とあるかも知れないが俺は久登以外とはこの先過ごせないだろうと思う。 ずっと一緒過ごして来た久登。 ずっと見てきたんだ久登だけを見てきた。 久登、俺の全部をお前にやる。 だからずっと一緒に・・・・・ずっと・・・・・。