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第7話 露天風呂 Side宇佐

冬空にするならベッドでと言うと頷いて冬空は無言で身体についた泡とかローションを洗い流すと俺の手を引いてベッドの部屋へとやって来た。 「龍、俺は平気だからちゃんと準備はして来たんだ」 「準備ってなんだよ」 冬空はいつも見せない様な顔をして耳まで真っ赤にしている。 少し俺から視線を外してから今度はちゃんと俺の目を真っ直ぐに見て来た。 「龍が好きで初めて肌を合わせる時は俺が龍自身を挿れられる覚悟をしていたんだ。だから・・・自分でいつでも挿れて貰えるように準備していた」 「準備って・・・」 「自分で玩具買って挿れてたんだよ。でも恥ずかしくて言えなくてそれに玩具より龍のが大きいからやっぱり少しだけ怖くてでも・・・いつかは龍に挿れて貰おうとずっとならしてた。今は心の準備も出来たから・・だから挿れて欲しいんだ龍」 冬空も俺の事を考えてずっと・・・俺って愛されてるなんか嬉しい。 愛されてると思うとなんだか照れ臭くなって来て真剣に俺を見つめて来る冬空の顔が見れなくなって目を逸らしてしまった。 ガッ! あれ? 天井が見えてるんだけどって・・・おいっ! 俺は冬空にベッドへ押し倒されていて馬乗りになって俺を見下ろしている冬空の顔がさっきと違い無表情になっていた。 これって・・怒ってるとか? 「冬空?」 「龍は動かなくて良いからじっとしててよ」 そう言って俺自身にローションをつけると冬空が俺自身を咥え込もうと蕾に当てている。 本当にこれで良いのか? 中に挿れられるとかでいいのか? 挿れるなら俺が痛くないように冬空をしてやらないとダメなんじゃないのかよ!

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