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第46話 遅刻ギリギリ

月曜日の朝。 いつもならハッピーの散歩に行って、ご飯食べて、登校して授業開始まで健太と席でおしゃべりしているはずが…。 「ハァハァハァッ…せ、セーフ…ッ」 なんとか二分前に教室へと辿り着いた。 朝は起きたら着替えて、ご飯掻き込んで歯を磨いたら速攻で出てきた。 マジ遅刻かと思った。 アラーム忘れてたし、母さんはゴミ捨てに出たまま井戸端会議してたらしくて起こしてくれなくて。 散歩行きたいコールしてくれたハッピーに感謝だ。 そんなハッピーの散歩は、母さんに任せて慌てて学校に。 まぁ、別に遅刻で死ぬわけではない。 だけど頭の出来が今一つな俺は、出きるところでは頑張っておきたい。 そうしないと、進級や進路でヤバイ可能性もある。 だから、せめて遅刻しないとかサボらないとか、基本的な事は頑張る気持ちでいる。 まぁ、俺は基本的に真面目なよゐこだからな! 肩で若干息をしながらフラフラ席へと着くと、疲れから机に突っ伏した。 つ、疲れた~。 途中で走り、階段を駆け上がったんだから、平凡パワーもさすがに尽きるってもんよ。 あぁっ、先生来るまでこうしておこ~っと。

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