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満員電車の悪夢⑦
彼の手を引いて、電車を降りた。
怖いのか、ずっと下を向いて、こっちを一度も見ようとはしない。
「ごめんね、怖がらせるつもりじゃないんだよ」
私は彼にそう言った。
彼は下を向いたままこう返した。
「だ、だったら、その録音したやつ、消してください…っ」
可哀想に、涙混じりの震えた声だった。
「これを消すかどうかはキミ次第だよ」
改札を出てすぐの駐車場に入り、あらかじめ駐車しておいた車のドアを開け、彼を後部座席に入れた。
全ては計画通りだった。
彼を電車の中で脅し、この駅で事前に駐車しておいた車まで連れ込む。
まさか、こんなにうまくいくとは思わなかった。
思わずニヤけてしまう。
私も車に入り中から鍵をかける。
そして彼に近付く。
「そういえば、キミ、名前は何て言うのかな?」
今更ながら、名前を知らなかったことを思い出して聞いた。
「そ、空。結城空」
「空、うん、いい名前だ。可愛いキミにピッタリだ」
そう言って私は空に近付く。
「やっ、来ないで…っ」
空は後退りをするが、狭い車内に逃げ場などない。
私は、彼のシャツのボタンをひとつひとつ外し、前を開いた。
白く透き通るような肌と、2つのピンク色の胸の飾りが現れた。
「か、可愛い…」
ずっと見たかった彼の乳首。
私は興奮し過ぎて死ぬのではないかと思った。
「なんて、なんて美しいんだ。男のものとは思えない程ぷっくらとして、ピンク色で、小さくて、あの日と同じように、先がピンと尖っている。」
思ったことがそのまま声に出ていた。
「やだぁっ」
あまりに長い間、乳首を凝視していたので、羞恥に耐えられなくなったのか、空は腕を胸の前で交差させて乳首を隠してしまった。
「可愛いね。恥ずかしいのかい?でも、隠しちゃあダメだよ。」
私は彼の腕をゆっくりと外させる。
「おっぱい、吸われたことある?」
「えっ、ぁ、いやぁぁん、んやぁッ」
私は空の返事を待たずに、彼の乳首を吸った。
そして舌の腹で優しくねっとりと舐め回した。
「あぁんっ、だめ、やだぁっ、や、あんっ」
私の股間はもはや破裂寸前だった。
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