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続・かなてぃの恋⑭

ようやく鼻血が止まるころには、結城は部屋着に着替えていた。 Tシャツにスウェットというラフな格好だ。 なんか制服以外の結城、新鮮だな。 「かなてぃ、鼻血大丈夫?」 「あ、あぁ、大丈夫!悪かったな」 「ううん。部屋暑かったかな?かなてぃって鼻血出やすいよね」 お前のせいでな!と心の中でつぶやいた。 「あ、そうそう。夜ご飯食べていくよね?ひよしさんと、ピザ取ろうって言ってたんだけど、どうかな?」 「お、マジか!ピザいいじゃん!」 「よかった。メニューこれなんたけど、好きなやつある?」 結城は、スマホでピザ屋のホームページからメニューを見せてくれた。 ひとつのものを一緒に見てるので、自然と身体が密着する。 俺は、背の低い結城を近くで見下ろす。 なんか部屋着の結城はいつもよりも少し幼く見えて、可愛かった。 頭ちっちゃいな。 髪の毛、サラサラだし。 「かなてぃ、決めた?」 「あ、わり。えーと、マルゲリータの気分だな」 「いいね!おいしそう」 「ひよし先生の分はいいのか?」 「ひよしさんのは、事前に聞いてあるから大丈夫だよ」 結城の家で、寄り添ってピザを選ぶ… なんか、付き合ってるみたいじゃん。 やべ、また鼻血でるわ。 ✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825

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