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続・かなてぃの恋⑬

「なにって、部屋着に着替えようと思って」 そう言って、上着を脱ぎ捨てる。 密室に2人きり。 上半身裸の結城がいる。 柔らかそうな白い肌に、ピンク色の小さな乳首、可愛い臍。 あまりの美しさに瞳孔が開いてしまった。 体育の時間に着替えるとき、結城はいつもササッと着替えてしまうし、俺も鼻血吹きそうになるから見ないようにしてるんだが… これは、事故だ。 思わず正面から結城の裸体を見てしまった。 未成熟な白い身体だ。 なんて無防備なんだ。 本当にこいつは、俺が下心を持ってる事に全く気付いてない。 お前の身体を見て、俺がどんだけ興奮してるか、お前はわかってないんだ。 「かなてぃ!」 「え…、むぐっ!」 結城がいきなり鼻にティッシュを突っ込んできた。 「鼻血出てるよ!上向いて!」 「うわ、マジか…」 気付かぬうちにまた鼻血ブーしていた。 ほんっとに何やってんだ、俺。 結城に言われた通り、上を向きつつ、チラッと結城に目を向ける。 上半身裸のまま、背伸びして俺の鼻をティッシュで一生懸命抑えてくれている。 その隙間から見える乳首。 ピンク色でぷくっとしている。 つーかピンクすぎじゃね? 肌が白いからピンクが余計に映える。 可愛すぎだろ。 つーかこいつ、腋、ツルツルじゃん。 高校生で脇毛生えてねーのかよ。 やべ、鼻血とまんねーわ。 俺は貧血で倒れるんじゃないかと思いながら、しばらく上を向いていた。 ✽✽✽✽✽✽ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825

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