118 / 284
続・かなてぃの恋⑬
「なにって、部屋着に着替えようと思って」
そう言って、上着を脱ぎ捨てる。
密室に2人きり。
上半身裸の結城がいる。
柔らかそうな白い肌に、ピンク色の小さな乳首、可愛い臍。
あまりの美しさに瞳孔が開いてしまった。
体育の時間に着替えるとき、結城はいつもササッと着替えてしまうし、俺も鼻血吹きそうになるから見ないようにしてるんだが…
これは、事故だ。
思わず正面から結城の裸体を見てしまった。
未成熟な白い身体だ。
なんて無防備なんだ。
本当にこいつは、俺が下心を持ってる事に全く気付いてない。
お前の身体を見て、俺がどんだけ興奮してるか、お前はわかってないんだ。
「かなてぃ!」
「え…、むぐっ!」
結城がいきなり鼻にティッシュを突っ込んできた。
「鼻血出てるよ!上向いて!」
「うわ、マジか…」
気付かぬうちにまた鼻血ブーしていた。
ほんっとに何やってんだ、俺。
結城に言われた通り、上を向きつつ、チラッと結城に目を向ける。
上半身裸のまま、背伸びして俺の鼻をティッシュで一生懸命抑えてくれている。
その隙間から見える乳首。
ピンク色でぷくっとしている。
つーかピンクすぎじゃね?
肌が白いからピンクが余計に映える。
可愛すぎだろ。
つーかこいつ、腋、ツルツルじゃん。
高校生で脇毛生えてねーのかよ。
やべ、鼻血とまんねーわ。
俺は貧血で倒れるんじゃないかと思いながら、しばらく上を向いていた。
✽✽✽✽✽✽
アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
ともだちにシェアしよう!