133 / 284
素直になれよ①
Side ひよしさん
「ひよしさん…、お願いだから向こう行っててよ」
「向こう行ったら意味ねーだろ。せっかくこんな可愛いお尻が目の前にあるのに」
空の今の状態は素肌にエプロン、いわゆる裸エプロンの状態だ。
この間、空が俺の茶碗を割ってしまった。
別にそんなのまた買えばいいし、気にすんなって言ったんだが、空が思いの外しょげてしまっていたので、「じゃあ裸エプロンで何か料理してくれたら許してやる」って言ってみたら、顔を赤くしながらも言う事を聞いてくれた。言ってみるもんだな。
ちなみにエプロンはフリフリ付のやつだ。
いつか裸エプロンをやらせようと思って買っていたのだが、こんなに早くに機会がくるとはな。
空は俺に背を向けて料理をしているが、綺麗な背中とぷりぷりとしたケツが丸見えだ。
「…っ、ひよしさん、そんなに見られてたら料理できないよ」
「いやいや、これは見られながら料理するっていうお仕置きだならな。空は何をされても料理してなきゃ駄目だぞ?」
「…変態」
「ん?なんか言ったか?」
空は、茶碗を割った手前、言い返す事ができずに俺をキッと睨むに留めた。
✽✽✽✽✽✽
アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
ともだちにシェアしよう!