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ひよしさんの誕生日④

「ひよしさん、このケーキすごいんだよ」 空は電気を付けながら言った。 「うお、すげー!」 「でしょ?パティシエさんが作ってくれたんだよ」 丸いショートケーキの上に俺と空の顔が描いてあった。 こういうのテレビとかで見た事あるけど、空のバイト先にそんな凄腕のパティシエがいるとは。 「どうやって描いたんだこれ」 「わかんないけど、僕とひよしさんの写真を見せたら作ってくれたんだよ。なんか切り辛いよね」 「だな。写真撮っとこ」 俺は、写メをパシャパシャ撮った。 「女子高生みたいだよ、ひよしさん」 「こんなガタイのいい女子高生いねーよ」 「ぷっ、たしかに、ふふ、っく…」 空が前屈みで口を抑えて笑った。 何ツボってんだよ。 ✻✻✻✻✻ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825

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