「で、孝太郎はもう行くのか」 「あぁ。悪いけど理玖の事、よろしくな」 そう、孝太郎さんは、諸事情で奥さんの方の実家にこれから帰るんだけど、理玖君が帰りたくないってダダをこねたらしい。 かといって家に1人にさせるのは心配だったらしく、今日1日うちで預かる事になったんだ。 不思議なのは、うちに来る事に関しては理玖君はダダをこねなかったらしい。 孝太郎さん曰く、うちにある対戦ゲームをやりたいんじゃないかって事だった。 「じゃ、空。俺は孝太郎を送ってくるから、理玖をよろしくな」 「うん、気を付けてね」 ひよしさんと孝太郎さんを見送り、家には僕と理玖君が残された。 ♧♧ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825