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 人に体を洗われる事なんて幼少期以来だった。恥ずかしさと、妙な心地よさに脩は思わず目を閉じる。  ゆっくりとタオルが下に滑り降りていき、ハッとして思わず秋良の手を掴む。 「し、下は自分で洗うから‥‥‥」  さすがに、そんなところまで洗わせるわけにはいかない。 「大丈夫です。優しくしますから」  秋良が右手に持ったタオルで優しく撫でるように腹部をさすり、左手でゆっくり脩のモノに触れた。 「んっ、それは、洗ってるって言わないから」  抗議するように、手を掴むと「離してください。誤って力が入っちゃうかもしれませんよ」と脅しをかけてくる。  まさかの反撃に、脩は言葉を失う。秋良は何故かこういう場面で、立場を翻すようだった。  左手で半ば立ち上がったモノを焦らすように触られ、全身に快楽の波が押し寄せてくる。 「うっ、はぁっ、あ、あきら、やめろっ」  抗議してる間にも、いつのまにかタオルが下に落とされ右手が胸の突起を弄り始める。石鹸が円滑剤代わりになって、ぬるぬるとした感触が相まって昂ぶってしまう。 「あっん、はぁ、い、いやだぁって」 「先輩っ、ここでしましょう。もう、こんなにして‥‥‥我慢出来ないんじゃないんですか?」  左手で完全に立ち上がっているモノを、ゆるゆると上下にさすられる。くちゅくちゅとわざとらしく音を立てられ、脩は思わず壁に手をつく。下肢から湧き上がる、刺激に抵抗する気力は奪い去られていた。 「あっ、んっ、もう‥‥‥いきそう」  切なげに喘ぐと、唇を震わせる。目を閉じ、快感に身悶えると一気に上り詰めてしまう。  ビクビクとモノが震えて吐精する。全身の痺れに侵され、脩は荒い呼吸を繰り返す。 「イっちゃいましたね」  そう言いつつ、秋良は脩の窄まりに指を這わせる。びくりと体を震わせるも、指はぬるぬると行き来を繰り返す。 「はぁっ、あ、あきらっ‥‥‥」  弱々しく呼びかけるも、秋良は唇を肩に落とすだけで止めようとはしない。  秋良の指がゆっくりと入ってきて、探るように動かされていく。  果てたばかりで過敏になっているせいなのか、鋭い刺激に背が反り返る。 「あっ、ま、まだイったばかりだから‥‥‥」  ヒクヒクと窄まりが収縮を繰り返し、秋良の指を締め付けてしまう。

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