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「っっっ……!? あ、あの、せ、先輩、ちょっと、えっと、えーと……どこさわって……?」 びっくりした夏生がしどろもどろに問いかければ下半身を湯船に浸からせた鷹栖は端的に答えた。 「ケツ」 むに、むに、むに 特に肉付きがいいわけでもない平均体型男子の双丘が大きな両手にむにむにされる。 仕舞いには。 むにぃ、と尻たぶを左右に割られて秘められたアソコが外気に曝け出される羽目に。 「わわわっ」 羞恥心に速やかに従った夏生は片手でガードした。 鼻先に割り込んできた邪魔な障害物に機嫌を損ねたのか、鷹栖はジロリと頭上を睨め上げた。 「夏生、手ぇ、邪魔だ」 「えーーーーーーと、むり、です」 「ああ?」 「ひぃっ……むりに決まってますっ……そんなとこぉ……恥ずかしいです、ばっちぃです……」 額にぱらぱら下りていた前髪をぐっと掻き上げ、凄まれて怯えつつも男っぽい仕草に条件反射できゅんっとした夏生に言い放った。 「言ったよな、テメェ、俺に無理するなって」 「ぇ」 「俺が楽になるなら。このまま。先進めていいんだよな?」 「ぅ」 鷹栖は必死になってお尻をガードしている夏生の手に舌を這わせた。 「ぁ」 手の甲をべろりされる。 これみよがしな舌つきに夏生の双眸は新たな性的興奮を孕んでじんわり濡れた。 「あれ、嘘か」 「あ、あれは……鷹栖先輩にちょっとでも楽になってほしくて、すごく苦しそうだったから……でも、今は、もう……平気そうだから、」 「手ぇ。退けねぇなら噛むぞ」 「……っ」 べろんべろんされて、歯を立てられて、まるでイタズラの度が過ぎるならずワンコじみた振舞に夏生はほぼ即オチ……折れた。 やむなく離れていった手。 邪魔な障害物がなくなって鷹栖はむにむに行為よりも過激な真似に出た。 湯船で温められてほんのり紅潮していた双丘狭間を唇でなぞった。 それこそ純潔初心極まりないアソコに躊躇なくガブリキスを捧げた。 「ん、ぅう、う、ン、うう、ぅ、んっ」 うわああああああ。 しぬ、しんじゃう。 街にいるガチな人達から「タカスン」って敬意込みで呼ばれて慕われて、誰よりも強くて逞しい鷹栖先輩に、まさか、まさか、こんなことまで。 おれのアソコ……バッチシ見られて……舐められちゃうなんて……。 凄まじく恥ずかしいのに。 とてつもなく申し訳ないのに。 「は……っ……あン……ゃん……っ」 おれ、感じちゃってます……。 「……随分とえろい声出しやがって。テメェ本当敏感だな、素質あんじゃねぇのか」 とてもじゃないが正視できずに壁に縋りついていた夏生は聞き捨てならない台詞に涙ながらに反論した。 「だからぁ……前にも言いましたぁ……っ先輩がっ……えっちなこと上手だからっ……んっ、ぁっ、んっ……っ素質とか、意味わかりませんっ……あんっ」 「ン……お前のココ、ヒクヒクしてんぞ」 「ッ、ッ、ッ……ゃだ、ヒクヒクなんかしてな……ッ」 「ヤベェくらい、えろい」 「ッ、ッ、ッ、ッ、ッ、ッ……やばくないッ、えろくなんかなぃぃ~~……ッッ」 鷹栖は舌先を捻じ込む勢いで夏生のアソコを集中的に舐め嬲った。 本人は否定したが、ピンポイントで念入りに刺激され、確かにヒクヒクと震え始めた後孔。 唾液を塗り込まれてぐっしょり濡れ光る。 ピンポイントの刺激が全身に響いて否応なしに性感帯が疼き出す。 「夏生……もっとケツ突き出せ」 「んっ、ぅっ……できなぃ、です……できなぃ~~……っ」 「……しょうがねぇな」 「っ、ひゃっ、ぁん……ッ」 頑なに壁に縋りついていた夏生の腰骨を掴み、もっと自分の方へ引き寄せ、鷹栖は飽きることなく続けた。 疼き出した夏生の性感帯も慰めるように構ってやる。 勝手知ったる風に平凡羊に余すことない愛撫を綴る。 「せ、ん、ぱ、ぁ、ぃっっ……っっ……っっ……!!」 長い長いバスタイム、膝までしか湯船に浸かっていないハズなのに今にもクラクラ逆上せそうになる夏生なのだった。

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