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【ヤサシイお兄ちゃん】彼方。

午後9時。 時計が鳴ると、お兄ちゃんが僕を呼ぶ。 これは日課だ。 「郁、おいで。今日も遊ぼうか」 「うん」 お兄ちゃんは笑顔でソファに僕を呼び、いつものように膝の上に座る。 「今日は何して遊ぼうか。 郁、何したい?」 優しい声で、そう僕に声を掛けながら大きな手で優しく頭を撫でてくれる。 カッコよくて優しい春兎お兄ちゃんのことが僕は大好きだ。 そしてお兄ちゃんと遊ぶのも、好きだ。 「お兄ちゃんとなら、何でも!」 「そっか。 なら、今日はこれで遊ぼう」 そういってお兄ちゃんが僕の目の前に見せたのは太くて長い、プラスチック。 「…? お兄ちゃん、それはなあに?」 「うん、いつもよりもっと気持ちよくなれるものだよ。 …さあ、ズボンを脱いで、膝の上にねっ転がって」 「う、うん」 言われるがままズボンとパンツを脱いでねっ転がる。 必然的にお兄ちゃんの顔が見えなくなる。 少し不安だ。 そんな僕の不安を悟ったのかお兄ちゃんが優しく声をかけてくれる。 「大丈夫だよ、郁。 俺がいるから」 「う、うん」 そう言われると不安がぽろっと取れて心がほわほわする。 「少し冷たいけどすぐあったかくなるからね」 そう言われた瞬間、お尻に冷たい何かがかかってびっくりして声を上げてしまう。 「ひぃあっ」 「ふふ、大丈夫?」 「う、うん…あっ!?」 後ろのあなを指で突かれ変な声が出てしまった。だがお兄ちゃんはやめない。 いつも、してることだし、これがお兄ちゃんとのアソビだから。 「…入れるよ。力抜いてごらん…?」 「…ひ、ぁああっっ」 お兄ちゃんの指がゆっくり入り込んで来る。冷たかったものはいつのまにか熱くなっていてなんだかムズムズする。 いつもと違うから怖くなってお兄ちゃんを振り返り観ると、お兄ちゃんは優しく微笑み掛けてくれて不安がどこかへ飛んでいった。 それにより力が抜けて、お兄ちゃんの指が奥へ奥へと入ってきた。 なんていったらいいか分からない感覚。でも、お兄ちゃんにされてるから嫌じゃない。 「っ、んぁっ、ああっ、おに、ちゃぁっ、」 「…気持ちいい?ふふ、郁はかわいいね…」 「な、なんかへん、んっ、や、ぁっ、」 「…変じゃないよ。 いつも解してたからすんなり入るね。 よし、これ入れてみようか」 「ぇ?」 あなの入口に先程の硬いプラスチックが当てがわれる。そして、ゆっくり押し込まれる。 「ーーーぃ、ぁああっ」 襞を割って入ってくる感覚。硬くて痛い。 でも、お兄ちゃんが気持ちよくなれるっていったから信じてる。 「郁、痛くない?」 「…ぅん、いたく、ないぃっ」 「ならよかった。 慣れるまで少し待とうか」 お兄ちゃんはそういうと僕のお尻をさわさわと撫でる。 「郁の肌はすべすべだね」 「そ、そう、かな、っ、」 「うん…そうだよ。 ずっと触ってたいな…」 「ぇ…あんっ」 突然お尻を掴まれて驚き振り返るとお兄ちゃんが僕の両尻を揉みしごき始めた。 間にはプラスチックが入っていて揉まれるたび奥へと押されて変な声が出てしまう。 「ああ、気持ちいい。 もう慣れたかな?動かしてもいい?」 「え、あっ、でもっ、なんだか、…」 「ん?」 突然モジモジし出す僕に首をかしげるお兄ちゃん。 「どうしたの?」 本当のことを言いたいけど言えない。 …おしっこ、行きたいなんて…! さっきから何だか急におしっこに行きたくなってきたのだ。…でもそれとも違うかも…。 分からなくて怖くなる。 でも、お兄ちゃんからは逃れられるはずがなかった。 「どうしたの?郁。 言ってごらん?お兄ちゃんがどうにかしてあげるから」 「え…あ、の、」 「ん?」 「…っこ、行きたい」 「ん?」 「…おし、っこ、行きたいの、」 「行きたくなったの?」 僕はコクコクと首を縦に振るとお兄ちゃんは優しく微笑んだ。 「おしっこ?さっき行ってたのに?」 「な、なんか、出そう、なのっ、ンンっ!!」 突然お尻の中のものを引き出されびっくりしてしまった。 出したり入れたりを何度も繰り返され、どんどんおしっこみたいなものが出てきそうになる。 「あっ、んっ、ぁあっ、んっ、やっ、おにちゃ、ぁっ、だめ、だめっ」 「…ふふ、もうイキそうなんだ。可愛い。 ちょっと仰向けになろうか」 「え?」 身体を回転させられ、お兄ちゃんを見上げる体勢になる。そして僕は自分の変化に気づいた。 「…え、なに、これ…」 目に入ったのは…ピン、とたちあがっているモノ。 「ふふ、気づいた?」 お兄ちゃんはカッコいい顔でニコニコしている。 そして手を再び動かし始めた。 「あっ、ぁああっ、ァんんっ、ぅあっ」 やばい、出ちゃう…何かが出ちゃうっ! 咄嗟にお兄ちゃんの右腕を掴んだ。 焦っているのにそれよりも襲いかかってくる快感に溺れて頭が真っ白になる。 痛みなど等に消え、中を擦られ奥を攻められ声にならない言葉をあげ続ける。 …そして。 「ゃっ、だめっ、ぃあっ、おに、ちゃ、ァ、ぁああっっ!!」 ビュビュッと勢いよくなにかを吐き出した。 ぐちゅ…とお兄ちゃんがプラスチックを抜き、僕の頬を撫でる。 その手が気持ちよくて目を瞑ったが、すぐに我に返った。 「ぼ、ぼくっ、お漏らし、しちゃ、た、っごめん、なさいっ」 「郁、大丈夫。お漏らしじゃないよ。 これは郁が大人になった証拠だ」 「え…?」 自分のお腹に散ったそれを見ると違いに気付く。 白くて…少しぬるついているように見える。 「これ、は…?」 「郁、気持ちよかった?」 「う、うん、きもち、よかった」 「そっか、よかった。 今日はこれでおしまい。 続きはまた明日ね。」 お兄ちゃんがティッシュで僕のお腹や小さくなったモノを拭いてくれる。 「…次は俺がイかせてあげるからね」 「え?」 聞こえなくて聞き返すとお兄ちゃんは 「なんでもないよ。お風呂入っておいで」 と微笑み掛けてくれる。 「うん!」 僕は下半身裸のまま、脱衣所へと向かう。 優しい春兎お兄ちゃん。 明日は何をして遊ぶんだろう? 楽しみだな。

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