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【はるといく】弓葉
「にいちゃん……む、むりだよ、そんな大きいの入らない……!」
「郁 、悪いことしたらお仕置きだって言ったよね?」
「ご、ごめんな……さい」
にいちゃんの膝の上でお尻を丸出しにしながら俯せになる。にいちゃんの顔はいつも無表情で怖かった。どうして、にいちゃんがこんなことをするのか分からない。
「手は使っちゃだめ」
「なんで?ムズムズしてかゆいの!触らせて……!」
「ダメ、郁はこっちでイくんだから」
さわろうとした手を強くつかまれた。そして、にいちゃんはさわるならココにしなさいと、にいちゃんのおまたをぼくにさわらせる。ぼくは、にいちゃんから教えられたようにズボンのチャックを下ろして、パンツをずらした。
ぶるんと勢いよく立ち上がった、にいちゃんのは凶器に見える。何もぬらしていない手でさわると怒られるからアイスキャンデーを食べるようにペロペロと舐めた。ビチョビチョになったら、手を使い自分のおちんちんがムズムズしてかゆいところを、にいちゃんのおちんちんにぶつける。
「んんっ……郁、上手になったね」
やっと、にいちゃんが笑ってくれた。それだけでうれしい。だって、これいじょうヒドくされないから。
「でも、郁。今日はココでイくんだよ」
にいちゃんが怖い顔で笑った。下から見上げるにいちゃんの目が、すっごく怖い。目を大きく開いて、ぼくをジッと見つめてくる。
「郁、フーッて息をはいて力ぬきな」
「む、無理。そんなことしたってお尻に刺さってるのはいんないもん」
「しかたないな、ちょっとだけ手助けしてあげる」
にいちゃんの手がぼくのおちんちんにさわった。ずっとさわって欲しくて待っていたおちんちんを、にいちゃんの手に押しつける。お尻のことを忘れておちんちんに力を入れていたら、お尻に少しだけ入ってたぼうがお腹の中に入ってきた。
「にゃあああ!」
「あ、やっと入った」
ジュクジュクとぼうを出し入れされて、お腹がいっぱいになる。にいちゃんの手は、ぼくのおちんちんをさわるのをやめてお尻に集まった。
「にいちゃ……もうはい「まだ入るよ」
「うにゅやあ……!!」
コツンとかべに当たった時、ぼくはおもらしをした。だけど、おしっこみたいにサラサラした液体じゃなくてドロリとしている。にいちゃんはうれしそうに笑った。
「郁、来年は春兎 を入れような?」
「あ、あう……」
きっとそれはにいちゃんのおちんちんのこと。あの太いものがお尻に入るのを想像したら、ズクリと中が動いた気がした。
おわり。
[感想はこちら→弓葉(@yumiha_)]
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