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第1話 柊さんのやきもち
「何?こんな時に他のこと考えてるんですか?」
盗聴防止のため防音設備のされた会議室にクチュクチュといやらしい音がよく響く。
「もうっ、、挿入 れさせて、、、、」
「誰のことを考えていたんですか?亮介君は。」
10cmほど俺より背の低い柊さんが、俺のを扱いながら見上げる。
「む、かしっ、、ひいらぎさんと、、ぁった時のこと、、、」
ふと扱う手が止まった。
「柊さん?」
「ぼ、、僕の事ですか。それならいいです。」
「あと、名前で呼んで下さい。」
さっきとは打って変わって上機嫌だ。
ニコニコと微笑んでいる。
「由起 。もしかしてやきもち?」
「、、、、っ無駄口たたいてないでさっさと挿入 れなさい。」
そういって腰を突き出すこの人がたまらなく愛おしい。
三十路とは思えない白くキメの細かい肌。普段、高校生にも見える風貌からは想像出来ない妖艶な表情。
サラサラの絹糸のような黒髪を指で梳 きながら、ちゅっと一回キスをして自分のを押し入れる。
卑猥な音を立てながら奥に沈んでいく。
「あぁっん、、、ふっ、、、、、、ンぁ」
時折、声を漏らしながら達するのを我慢している姿がとても可愛らしい。
甘い吐息と、とろけるような切なそうな表情に思わず目が眩む。
「すんなりっ、、入ったけど、ちゃんと一人で準備したんだ、、?」
「ふっ、、ぅン、、、はず、かしい、、ことっきかなぃで――――くださっ、、、あン」
そういってほほを染める姿に、何かが切れる音がした――――――
~2時間後~
「柊さん。ごめんなさいって。」
柊さんがプイッとそっぽを向いた。
「こんなので帰れる気がしません。まさかあんなに何回もするなんて、、。今晩あなたの家で介抱して下さい。」
「え!?泊まるんですか!?」
柊さんが俺の家に、、、
「もちろん性行為は無しです。」
「まじか、、、。」
今夜はある意味眠れそうにない。
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