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海斗と一樹さんと付き合う意味

時間をかけて、ゆっくりと解された秘所の蕾から、海斗の指がスボッと、引き抜かれた。 「あっん」 思わず、甘い声が漏れる。 海斗と、一樹さんは、ベットから立ち上がると、服を脱ぎ始めた。 二人とも、見惚れるくらい、逞しくて。 海斗の体の中心は、すっかり勃ち上がり、先端からは、先走り液が溢れている。 一樹さんのは、半分くらい、頭が起きている状態。先っぽは、少し濡れてる程度。 「ナオのお陰で、随分、前進した。ありがとう」 一樹さんは、そう言うと、ベットに腰を掛けた。 「前向いて、一樹の膝の上に乗れる⁉」 海斗に言われ、その通りにする。 「足、広げて」 「うん」 おずおずと、足を広げると、海斗の手が、一樹さんの手を握り、双丘を滑り落ち、秘所の蕾に辿り着く。 「一樹、指一本たてて、俺の指と一緒に」 「あぁ」 同性と繋がるのが初めての、一樹さんに、年下の海斗が手取り足取り教えている。 投票日、劣情に駈られた一樹さんの姿は幻⁉ 一瞬、思ったけど。 彼は、どうにも出来ない思いに強がっていたのかもしれない。 今だから、不思議と納得できるかも。 何か、変な光景だけど、二人とも、僕を気持ちよくさせるために必死で。 二人とも、可愛い。 「海斗、あとは」 「そのまま挿れ続けて、ずっと、奥。そこに、前立腺があるから、ちょっと、窪んでる所、ソコを弄って」 「ここあたり⁉」 二人の指が同じ箇所を擦った時。、びりびりと、電気が走ったような感覚に襲われて。 「!!」 甲高い声を上げ、背中を弓形に反らした。 「気持ちいい!?」 うん、うん、と頷くと、そこばかり、二人の指に責められ、僕の先っぽから、白いものが溢れて、一樹さんのお腹を濡らした。 「いっぱい出たね」 くすっと笑う海斗。 一樹さんも、出された蜜を指で掬い上げ、ペロッと舌をだし舐めると、うっとりとして。 その、顔付きがなんとも色っぽくで、ドキドキしてしまう。 感じてくれてる⁉ 海斗も、一樹さんも。 良かった。 「ナオ、挿れるよ。ちゃんと、一樹さんにしがみついて」 ずるっと、指が引き抜かれ、代わりに、海斗の熱くたぎる雄が、一気に、挿入され、ゆっくりと、下から突き上げてきた。 「やぁん、おっきいの、いっぱい」 肉壁をエラの部分で擦られる度、、腰がひくひくと揺れる。 「一樹さん、待って」 彼が、自分のと、ぬめる僕の陰茎を一緒に握り、上下に動かし始める。 「やぁん」 前と後ろ、同時に攻められ、喘ぎっぱなしになった。

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