40 / 51

39

Side 空 雨に打たれた次の日は、案の定、風邪を引いて学校を休んだ。 微熱だったから、次の日には熱は下がっていたけど、学校には行かなかった。 いや、外に出たくなかった。 外に出ることが怖かったんだ。 ストリート仲間のところに行く気力もなかった。 部屋で布団にくるまって日々を過ごしていた。 先生に会いたかった。 何度も電話しようと思った。 でも、こんなに先生ばっかりに助けを求めていいのかわからなかった。 先生にとって、僕は、沢山いる生徒のうちの1人に過ぎない。 先生を困らせたくなかった。 友達もラインをくれたりしたけど、返事をする気力もなくて、僕はスマホの電源も切ってしまっていた。

ともだちにシェアしよう!