54 / 155

第54話

下着越しに舌で何度も何度も舐める。下着を口に含んで、チューチュー吸ってみる。 少しだけ先輩の匂いがする気がして、何度もチューチュー吸ってしまう。 ああ。起きた先輩が、驚く顔が早く見たい。 手が縛られて、身動き取れなくて慌てて――僕の顔に絶望しちゃう先輩が見たい。 『やめ、やめ――っ』 「うるさい口には、これですね」 僕が吸った先輩の下着を口の中に押し込む。そして僕の持っているテクをすべて使って――。 『や、やらあっ……いっひゃう、いっひゃううう』 「先輩、らめえって言ってください。らめえって」 『らめ、らめぇ、動いたら、こわれひゃう、やらああ』 「あ」 やばい。想像しただけなのに、イってしまいそう。 入れてもない、触ってもないのにイくなんて、恥ずかしすぎる。 しょうがないので、起きない先輩の顔にかけてあげることにした。 鼾をかく先輩の鼻を摘まんだ。すると数秒で、大きな口を開ける。 ぬめった口の中に指を入れて、くちゅくちゅと水音を立てる。

ともだちにシェアしよう!