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第54話
下着越しに舌で何度も何度も舐める。下着を口に含んで、チューチュー吸ってみる。
少しだけ先輩の匂いがする気がして、何度もチューチュー吸ってしまう。
ああ。起きた先輩が、驚く顔が早く見たい。
手が縛られて、身動き取れなくて慌てて――僕の顔に絶望しちゃう先輩が見たい。
『やめ、やめ――っ』
「うるさい口には、これですね」
僕が吸った先輩の下着を口の中に押し込む。そして僕の持っているテクをすべて使って――。
『や、やらあっ……いっひゃう、いっひゃううう』
「先輩、らめえって言ってください。らめえって」
『らめ、らめぇ、動いたら、こわれひゃう、やらああ』
「あ」
やばい。想像しただけなのに、イってしまいそう。
入れてもない、触ってもないのにイくなんて、恥ずかしすぎる。
しょうがないので、起きない先輩の顔にかけてあげることにした。
鼾をかく先輩の鼻を摘まんだ。すると数秒で、大きな口を開ける。
ぬめった口の中に指を入れて、くちゅくちゅと水音を立てる。
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