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Ⅴ【マルク】第10話

戦艦マルク 槽底 Ω用捕虜粛正独房 ここは常時、監視カメラが見張っている。 ほんとうに続けるのか? カメラの向こうで、看守が見ている。 ……見られてイクのは……俺…… (抵抗がある……) こんな所で集中できない。萎えてイケない…と思う。 「すごいな。ナツキのミルクで、手がベトベトだ」 うそッ ドクドク 下腹部の膨らみはフニャリと垂れるどころか、血流が集まって硬度を増している。 なんで萎えないんだッ それどころか反対に、嬉しそうにがまん汁を漏らすなんてッ 「ほら。あそこでカメラがナツキを見ているよ。……また蜜を漏らした」 垂れた汁を指がすくう。 「ナツキは、見られて興奮する変態なんだね」 首筋に、フッと吐息が吹きかかる。 ユキトに笑われてしまった。 ちがう……のにッ 興奮なんかしてないッ 体が勝手に、熱くなってる。 ドキドキ、脈動が下半身に降りたみたいだ。 ビュクビュク……血管の浮き出た昂りに先走りを塗り込められて、フハァ。 呼吸が喘ぐ。 体が、俺の意思を裏切って……腰がっ。 (動いちゃダメだ) 理性が警告するのに、腰から下が別の生き物になってしまったのか。 突き上げて、左の足首を持ち上げられてもう十分、股をおっぴろげに開けているのに……右脚を広げて、いきり立つ秘所を見せつける。 ハァハアハァ 苦しい。 アソコが張り裂けそう。 お願いっ、ユキトぉ~ せぃしパンパンだから…… 外にお汁出させてぇ ドピュドピュ出したい! 「ナツキは、もうイキたいの?」 優しいユキトが(せな)から聞いてくれて、こくこく頷いた。 「イクと俺の手がナツキから離れるけど、寂しくないの?」 それはっ。 ユキトの手は好き でも! 俺のアソコが耐えられない。 限界だからぁ。 反り返った剛直を、手にこすりつける。 ユキトの手っ、俺を握ってくれないから。当たるけど、すぐに逸れて、勃起した昂りがプルンプルンする。 ソコじゃないのぉ とうとう手が根元で重く垂れ下がった玉袋を揉みしだくから、当たらなくなってしまった。 「まだナツキに触れていたいよ。だから、がんばろうね」 熱のこもった吐息で、そんな事ささめかれたら……俺っ。 イキそうな体を、身もだえるしかない。 ハアハァハアッ 苦しいけど、気持ちイイっ ハァハァハアッ 陰毛を引っ張られて、玉をコリコリされてるぅ~ 早くっ。 竿握ってぇっ。 限界だからァ! 「顔が真っ赤。苦しそうだね。……あぁ、そうか。ナツキは喘げないもんね」 クスリ……と。 吐息がうなじに落ちた。 「声が出ないナツキの代わりに、俺が喘いであげるよ……」 吐息が撫でた首筋を、チロリと舌先が舐める。

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