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a little tipsy!

それから結構頻繁に会うようになって、酒を酌み交わしながら、大学で何を学んでるだ、とか仲のいいあいつはこんなやつだ、とか「お悩み相談」とは離れた会話をお互い純粋に楽しむようになっていた。 「んーでもさ、こうやって自分の教え子と酒飲みながら話す機会なんてそうないからなんか新鮮でいいな」 「どうしたんですか、急に」 高瀬は少し馬鹿にしたように笑っているが、こころなしか嬉しそうに微笑んだ。 「あ、でも僕は高校にいる時も先生のこと、結構好きでしたよ?」 一瞬、心臓がドキリと音を立てた。 それはきっと、酔いが回ってふわふわしている脳内に「好き」という言葉が突き刺さったせいだ。 そう思う事で俺は自分を騙して、そっと気づかない振りをした。 高瀬の艶っぽく上気した頬を、蕩けるように潤んだ瞳を、そして、その奥に潜む誘うようなまなざしを――

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