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急に頬を撫でられる 「俺さ。やってる時のお前の顔、好き」  『好き』という単語に顔が熱くなる でも、手はやらしく動かしたまま 「……っ……あぁっ」 「俺だけのもの……」 なんだよ。その意味不明なセリフは…… だめ……そんなに動かさないで 「んんっ……あ、あ……」 いきそう…… こんな恥ずかしい事、言いたくない でも、向き合ってるからスーツが汚れる…… 「どうしたの?碧」 「あっ……た、環……」 恥ずかしくて言えなくて、環の目をじっと見つめる 「……いきそうなの?」 「う……ん……」 自分の中では精一杯だった 後ろ向きにされると便器の方を向かされた 後ろから抱きつかれ、熱いものを合わせてくる これでスーツは汚れないけど恥ずかしい…… ダラダラと蜜をこぼし、二人のものは濡れていた 抜いてる環の手が見えて変になりそう 「はぁ……碧……」 耳元でそんなエロい声出すなよ 「あっ!環……環っ……!」 抜くスピードが早くなり、堪えられなくなってくる 「お前……なんて声出してんだよ」 「やっ!んあっ……」 「挿れたくなるから声出すな」 「ん、んーーっ!!」 パタパタと欲がこぼれ落ちた 少しして、環も、性を吐き出した 「ほら、こっち向いて」 そう言って何度も何度もキスしてきた 優しいキスに心が震える 目が合うと環は優しい顔をしてた ……俺、変だ…………  キス、嬉しいなんて…………

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