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、
「今日、お前……何時頃に上がれるの?」
環が聞いてきた
「仕事溜まってるから、早くても9時位」
「俺の方が早いな。
じゃ。飯作ってやるから、うちに来い。
夜は食べたとしても少なめにな」
また今夜もかよ
でも、環の作る飯……うまいんだよな……
ハッ!餌付けされてる!?
だから、ペット扱いなんだよ!
「返事は?」
「分かった」
環は一体、どういうつもりなんだろう
自分の立ち位置が分からなくなりそうだよ……
「はぁ〜終わった!」
結局、忙しくて何も食べられなかった
「如月!お疲れ!」
「雪村も残ってたんだ。外回り?」
「如月……時間あったら、飲みにいかない?」
「ごめん。今日は、帰らないと……」
「そっか。……危ないよ。如月」
郵便物のカートが通り、雪村に腕を引かれた
トン……と雪村にぶつかる
「あ、急いでて!すみません」
業者の人が慌てて去っていった
「大丈夫?」
「うん。どーも」
「じゃ。また今度!」
雪村と別れて環の家に向かった
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