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ハッと気が付いたら、環の膝の上だった 何これ?膝まくら?? 「碧」 頭を撫でられる 「ごめん。俺、結構、寝てた?今、何時?」 「12:30」 ガバッと起き上がる 「え!?そんなに遅い時間なの!? ご、ごめん」 「ふっ。俺が無茶したせいだろ? なんで、お前が謝るの」 「……いや」 「ずいぶん積極的だったね。碧くん」 環がニヤニヤしながら言ってきた ぐ……と返しに困る 顔が熱い 「……嬉しかったよ。乱暴にしてごめん」 環はおでこにキスしてきた だから! 膝枕とかおでこにキスとか…… 恋人にするみたいな扱いやめろ! 勘違いするだろ…… ヒョイと環に抱きかかえられた お姫様抱っこ 「降ろせ!歩けるから……ん、んっ」 環がそのままキスしてきた 「おんぶだとキス出来ないから抱っこの方がいいな?碧」 いや。同意を求められても困る…… 「降ろせよ」 「もう、この時間だ。誰もいないよ」 「警備員とか………」 「その時は病人ぽくしとけ」 無理な事、言うなよ…… 終電はもうなかったから二人でタクシーに乗り帰った

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