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「何一人で盛ってるんだよ?」 ドアの前には環が立ってた 「な、なんで……ここにいるんだよ」 バッと、□布団で隠す 「いや。ここ、俺んちだけど」 「うっ…………」 「ラインしたよ?トラブルが上手く収集したから帰ってきた。 荷物だけ置いて、お前んちに行くつもりだったんだけど…… 一人でずいぶん、お楽しみだったな」 …………うわ どうしよう…… 何も言い訳が思いつかない…… 「その……」 「……碧くんは一人でやる時、俺の名前とか呼んじゃうんだ〜」 環はものすごく悪い顔してニヤニヤしてる 「ち、違!……そ、空耳だろ……」 「空耳……ぶっ、ははっ」 恥ずかしくて顔を上げられないでいると環はにっこり笑った 「分かった。分かった! じゃ。見ててやるから続きしてみて」 「……は、はぁ!?」 「上手にできたら優しくしてあげる」 呆気にとられる俺 「一人でやってその後、優しく抱かれたいか、お前が嫌がっても朝まで激しく抱き潰すか、好きな方を選べ」 …………なんだ。その選択肢は

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