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「優しく抱いてほしいなら俺をその気にさせてみな」 環はベッドの少し離れたとこに座った …………その気って何……? 何が……抱いてほしいなら、だ! 朝までとか絶対無理だし!! ……た、環なら本当にやりかねない………… でも、するのか?環の前で!? いや!無理! 前に一人でやった時は環の事、なんとも思ってなかった 今は違う………… 環の事、好きなんだぞ? 見られながらなんて絶対に出来ない!! 困ってると環が射抜くように見つめてきた 「来いよ。碧」 そろりと環に近づいた 環が不敵に笑う 少し乱暴に肩を引き寄せられ、荒っぽいキスをされた 環は手を重ねて俺の手をズボンに触らせた 「ほら。手伝ってやるから」 環は俺の手ごと動かしてきた 「なぁ。俺がいなくて寂しかった?」 「……はぁ……っ」 今度は優しくキスされた なのに環の手はやらしくて、俺の手を激しく上下に動かしてくる 「……あ、ァ……んんっ……」 「答えて。碧……」 自分で抜いてるみたいな、環にやられてるみたいな変な気分になる 下着をするっと脱がされた 「碧。優しくしてあげるから一人でしてるとこ、見せて…………」 欲望でギラギラしてる環に見つめられると、体が熱くなった 心臓がうるさい あまりの動悸で目眩がしそう…………

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