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、
一気に冷静になる
一体、俺は何をやってるんだ…………
勝手に環のベッドで我慢ができなくて一人でやって環に見られて、自慰を強要されて、あっという間に達してしまうなんて…………
顔が上げられない
「……」
「………」
なんだよ
人にこんな事やらしといて無反応かよ……
顔を上げると見たことない顔をした環がいた
環の顔は少し赤くて手で口元を押さえてた
目が合うと逸らされた
……………………て、照れてる!?
「……環?」
ドキドキしながら尋ねてみた
「碧。お前なぁ……
俺とやってる訳じゃないのに俺の名前、呼びながらイくとか反則だろ…………」
言われてカアァァッと顔が熱くなる
そ、そんなこと言われても………
「その顔も駄目!
お前は……無自覚にも程がある……」
はぁ……とため息をつきながら環が言った
だ、だめって……
ふぅーと息を吐くと、環は、ギラッと睨んだ
これは…………危険なパターン……
ドサッと押し倒されると環の腕の中に閉じ込められた
「こんな可愛い顔、俺以外の誰にも見せないで……」
熱っぽく見つめられて、胸がギュッとなる
環のセリフに心臓がうるさく鳴って他には何も聞こえない………
「ごめんね?碧。
今夜は優しく出来そうにない」
「……さっ、さっき、一人でやったら優しくしてくれるって……」
「あぁ……怯えんなよ。スイッチが入るから。
それとも、わざとやってんの?」
「ち、違…………環……んむっ」
口の中をメチャクチャに犯される
環の事をじっと見つめると
「涙目やめろよ。
俺だって……優しくしてやりたいのに……」
少しだけ強引に環の指が後ろに入ってきた
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