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、
ベットに移動して二人でゴロゴロしてた
「なぁ。俺の事、いつ好きになった?」
さっきから環はずっとこの調子である
「そんな事、聞いてどうすんの?」
「ただ知りたいだけ」
フワリ……
髪を撫でられる
「教えてよ。碧。頭撫でてあげるから〜」
頭撫でる位で何でもやると思ったら大間違いだっての!
「はぁ……知りたかったな」
少し寂しそうに環がため息をつく
わざとらしい…………
「…………雨の日」
「え?」
「雪村の事、誤解して家に入れてくれなくて濡れて帰って、お前が迎えに来てくれた時……
自覚した…………」
「あの時か……なんだ。
ずっと両思いだったって、わけ」
ずっと……って…………
その時には好きでいてくれたって事?
「お前は?」
「うん?」
「お前は、いつだよ」
「あれ〜?碧くん。
あれだけ言ってたくせに知りたいんだ」
環はものすごくニヤニヤしてる
この男は…………
「うるせーな。いいから教えろ!」
「最初からだよ」
「最初って…………?」
「俺が移動してすぐかな。
初めて一緒に飲み行く前から」
「は、はぁーー!?」
「なんだよ」
「お、お前は好きな相手に手錠かけて媚薬飲ませてヤったのか!?」
「欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れろ、うちの家訓なんだ」
「知るか!!」
あまりに理不尽な環の言い分に頭にきつつ、
そんなに前から好きだったなんて…………
と、嬉しくなる
だいぶ毒されてるな……
ため息をついてると環がギュッと抱きしめてきた
「大好きだよ。碧。俺だけのものになって?」
耳元で甘く囁き、キスを交わす
「今日から、恋人………」
嬉しそうに笑う環に俺からもキスを返した
(NEXT→side環)
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