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「飲んで」 如月に媚薬を渡す 「いらない………」 「飲めって」 「どうせ逃げらんないし、いい」 如月は諦めたようにため息をつく 「飲むと力が抜けるから、慣れるまでは飲んどけ。飲まないと、多分ものすごく痛いぞ」 「……」 如月は俺から媚薬を奪い取り、飲みこんだ 「じゃ、脱いで。」 「は?」 「俺の事、楽しませて」 ニヤニヤしてしまう 俺はソファに座り如月の出方を待った 如月はジロッと俺を睨んでから、Tシャツをガバッと脱ぎズボンを一気に脱ぎ捨てた 「おいおい。全然、色気ねーな!」 「男にあってたまるか!」 そうでもないよ 赤い顔、ちょっとやらしい 「ふん。こっち来い」 如月は素直に俺に近づいてきた 「リビングでやるのかよ……」 キスして下着を下ろすと、ためらいがちな表情で言ってくる 「俺の上に乗れ」 恐る恐る、俺の上にまたがる如月にキュンとしてしまう 「一人でやってるとこ、見せて」 「は、は!?い……嫌だよ!」 きっと可愛いんだろうな…… 「お前、俺のペットだろ?」 拒否権はない。意味、分かるよね……? 如月はヤケクソになって、自分のものに手を伸ばした 「……ん……っ」 嫌がってたくせに、すぐに甘い声を漏らす如月が可愛くてキスをした 「う、……んんっ」 「普段は色気のかけらもねーのにヤってる時はエロいな」 口開いてる時は、生意気なくせに一人で触って、なんて表情してるんだよ………… ゴクリと喉を鳴らした 快感に耐え、声を我慢する如月に欲情する チラリと見上げた如月は、上目遣いで涙目だった 如月が赤い顔で目を逸らしたから、 「俺の目を見ながら、やれ」と命令した 戸惑うような如月の視線に、心臓がうるさい 「……う、ん、……はぁ……」 お前、今、自分がどういう顔してるか、 分かってる………? 「うっ、はぁ……ん……!」 耳にまとわりつく甘い声に耐えられず、如月の後ろに手を伸ばす 「腰上げて」 後ろに指を入れると締め付けられた 「あっ!ん、ん、」 「昨日したばっかりだから柔らかいな」 すぐに二本目をいれて、前立腺を探る 「や、アアッ……んあっ!」 「口開けよ」 そんな声出されると余裕なくなる 後ろを慣らしながらキスしたら、如月の口端から、よだれが溢れてた 「お前、本当にエロいな」 堪らなくなって、ベルトを外す 「力、抜けよ?」 そう囁くと、涙目の如月と目が合って胸が高鳴った

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