231 / 266
、
キスするくらい近い距離
お互いの心臓の音が聞こえる
そっと触ってるだけなのに碧が甘い声を漏らす
「…………ん」
「こら。碧。しー」
可愛いな。碧
快感に弱いとことか、本当に俺の好み
……碧。目がウルウルしてる
キス、したい…………
電車の中ではそんな顔しちゃ、だめ
降りる駅につき手を離す
「ハイ。時間切れ!碧、行こう。」
電車のドアが開き、手を引いて降りた
「人が多いから気を付けろよ」
フラフラしてた碧に何事もなかったかのように言う
碧は勃ってしまった可哀想なそこをカバンで隠してて、思わず笑う
「今からトイレで手伝ってあげようか?」
「行くか!放っときゃ収まる」
碧、真っ赤!
「お、お前なぁ!!やって良い事と悪い事があるだろ!!電車で……」
「碧」
まわりがざわざわ言ってる
碧の大声のせいで、周りから注目を浴びていた
「お説教は、後で聞くよ」
大好きだよ。可愛い碧
「二人だけの秘密」
そっと囁いて、会社に向かった
ともだちにシェアしよう!