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「何一人で盛ってるんだよ?」 俺のベッドに少し赤い顔した碧がいた 「な、なんで、ここにいるんだよ」 慌てて碧がバッと布団で隠す 「いや……ここ、俺んちだけど」 「うっ…………」 よく見えなかったけど、本当にやってたのか? 「ラインしたよ? トラブルが上手く収集したから帰ってきた。 荷物だけ置いて、お前んちに行くつもりだったんだけど…… 一人でずいぶん、お楽しみだったな」 カアァッ みるみる碧の頬が真っ赤になり、下を向いてしまった 「その……」   マジか………… 「…………碧くんは一人でやる時、俺の名前とか、呼んじゃうんだ」 ニヤニヤしてからかうけど、イマイチ、頭が整理できない なんで……俺の名前、呼んだの? 「ち、違!……そ、空耳だろ……」 「空耳……ぶっ、ははっ」 恥ずかしくて顔を上げられないでいる碧に優しく微笑む 理由はよく分からない ……………でも、俺、物凄い興奮してる 「分かった。分かった! じゃ、見ててやるから続きしてみて」 「……は、はぁ!?」 「上手にできたら優しくしてあげる」 呆気にとられる碧 「一人でやって、その後、優しく抱かれたいか、お前が嫌がっても朝まで激しく抱き潰すか、好きな方を選べ」 …………お前には選択肢なんてないんだよ   ねぇ、碧。 可愛い顔、見せて……

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